一方、魅力のない業界においては重要な「戦略的ポジショニング」の確立には、(1)ユニークなことをやる、(2)やらないことを選択するという二つの取り組みを実施している。
ユニクロのユニークさは、ベーシックで品質が良く、消費者が信頼できる服を気軽に手に取れる値段で提供したことにあり、その背後にはSPA(製造型小売業)の仕組みがある。
SPAは他の企業も取り組んでいるが、ユニクロと他社との違いは常にイノベーションを起こしているか否かにある。ヒートテックを例にとれば、昨年に比べ品質の向上が著しく、ニューヨーク店を見ても、商品のカラーバリエーションは今や他社を上回る勢いである。
他方でユニクロは徐々にジャケット等に守備範囲を広げているが、「ベーシックなアパレル」の枠からは外に出ない。"
ユニクロはなぜ2ケタ増収を達成できたのか(プレジデント) - Yahoo!ニュース (via shingoy103)
ユニクロが秀逸なのはプライスが低めに設定されながら、ブランドコントロールは高めに維持できているところだと思っている(SPAは購入要因ではない)。最近ではユニクロックやブラトップのCMなどが有名。そのため購入者の幅が広く、陳腐化しない。日本人が大好きな1点豪華主義にも合うのでオサレ雑誌でも「ユニクロを組み合わせよう」という特集があったりする。「実は、これユニクロなんです」というのが「着方がウマイ=オサレ度高い」というイメージ。あ、当然、安くしたいからユニクロという人にもリーチするけど、多数のオサレフォロワーにもリーチできるのが大事。
本来、服のブランドはステイタスになるので多義的であることは避けるべきなのだけど、ユニクロはコモディティでありながら、オサレにも使えるというポジションを作った。
セオリー(2004年買収)との棲み分けだけど、結局、素材屋(三菱商事)が後ろにいるので、両者とも素材重視でシンプルなデザインということで共通化しているのではないだろうか(セオリーのデザイン/製造工程はあんまり知らないけど)。
海外戦略は、まだまだ微妙なところがあるけど、これからの時代の流れ的にはMUJIのようにエコっぽいことが重要なので、そこらへんがポイントではないだろうか。ZARA(スペイン)は、すでに地産地消をコアにしているけどファッション的にはイマイチ感がぬぐえない(僕の感性ではね)。H&M(スウェーデン)は、ファッション性と安さが武器なんだけど、素材はどうなの?ってところ。
というわけで、可能性はあるのでがんばっていただきたいと思う。もう少しグローバルのアパレルは調べるかな。
(via yusuke-arclamp)
あと非常に大きいのは東レとの戦略提携。アパレルは基本的に「糸屋とどう付き合うか」で、原価からマーケから全部決まります。ヒートテックみたいなのが目立ってますが、両者はたぶん「今年はどの繊維を何色に染色するか」レベルで調整かけているはず。これは利益におそろしく効きます。
(via tekusuke
)
ですねー。あとは糸から布は染めによって不可逆性が生まれてしまうので、流行を作って染色を外さないこともだけど、布レベルでの調整(使い回し)も重要。まぁ、ここら辺はSPAの基本的な能力だけど、スケールがでかいと調整ポイントも色々あるんだろうなぁ。楽しそう。
(via yusuke-arclamp)
ユニクロの伸びについては、経済動向というか消費が果てしなくディフェンシブ化してるというのがありますな。
で、この点については、もしかしてニトリを一緒に考えてはいかんのじゃないかと考えてるんですよ、今日の昼過ぎくらいから。
ユニクロって、破壊者とまではいかないのね。でも、ニトリってのは確実に破壊者という側面を持っている。いろいろと考えて、バスケットでショートしていいんだな、というのが良く分かった。他の要因があるから実際にロングショート組むのはリスキーだけど気持ちとして。
ついでなので余計なことを少し書くと、エコというかそういう立ち振る舞いがどう動くかってのでは、ボディショップが今何やってるっけ?みたいなところにも行っちゃうのかな。
・・・とか思ってたら竹内先生でポーターですか。せんせー、隣の隣の片平先生と一緒にプロジェクトやると面白いかもですよ~、この辺。
(おまけ:染色って、需要動向を見ながら最近は決めてるんじゃないかと思う。素材にもよるだろうけど、染めない段階で止めてて、在庫のはけ具合を見ながら染め以降の工程をやる、と。という話も少し前に聞いた。)
(via swmemo)
同一デザイン同一素材多色展開モノについては、後染め(ベネトン方式)だと思ってたんだけど、どうなんだろう?
(via kush)
後染めでベネトンが最終的にはそんなにうまくいかへんかったのと、新興国市場が立ち上がったので、また少し戻っております。